2009年10月18日

音楽療法やってます

 当施設では当法人のデイケアプログラムに組み込んでいただき、音楽療法を実践しています。音楽療法とはどのようなものか説明しますと「音楽療法は音楽を次の目標に向けて応用する。精神的、および身体的な健康の回復、維持、そして改善である。音楽療法士が治療的環境のなかで実践するのだが、音楽を組織立てて使うことは、望ましい行動変容に繋がる・・・」(Maranto 1993)と言われています。
 また音楽療法の目的としては@回復に向けての効果的手段を提供するA(非言語的的)コミュニケーション回路を開くB社会的、心理的、精神的機能への刺激を与えるC治療目標を追求するD美しい人間関係を築くうえで援助するE自分に対する知覚を改善するF社会との関係と文化に対する関心を促進させるG環境条件を改善する(「音楽療法辞典」ハンス・ヘルムート、ディカ・フォイクト編著)が挙げられます。
 少し堅苦しい文章になりましたが当施設では、歌唱、民族楽器を演奏したり、鳴子などの楽器を使用しての運動、わらべ唄を用いたゲームなど何よりもまず音楽を楽しんでいただくことを大事に取り組んでいます。またその他にも音楽療法で練習した歌やトーンチャイムの演奏を当法人のクリスマス会や文化祭などで披露したり、参加されたメンバーのリクエストによりCDを作成し誰でも鑑賞ができるようにしています。
 興味がある方はぜひ覗いてみてください。
posted by 涼風荘 at 14:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

喫茶モーニングとカラオケ

 涼風荘では隔月で喫茶店にモーニングを食べに行ったりカラオケボックスに行っています。
 カラオケはメンバーの希望で1〜2時間利用することが多いです。最近では1時間では物足りないとの意見もあり2時間利用することが多くなってきました。毎回3〜6名の方が参加します。
 年齢層の幅も広いため楽曲の幅も広く耳にしたことがない歌が聞けるためそれも楽しみの一つになっています。歌が好きなメンバーが参加していることもあり、自分の番がまだかまだかたと待ち焦がれている方もいます。また涼風荘にもカラオケの機器があり、メンバー同士が声を掛け合って2〜3時間程度カラオケをすることもあります。カラオケ終了後には満足そうにしている方やもう少し歌いたかったと話す方もいますが、日頃のストレス発散にはなっているようです。
 喫茶のモーニングでは毎回多くのメンバーが参加をします。中には朝食を食べてモーニングに参加する方もいます。普段あまり利用することがないお店に行くのも楽しみの一つです。注文後は黙々と食べるのがいつもの光景になっています。現在はスタッフも一緒にいくことが多いのですが、メンバー同士で話し合って行っていただけるようになることがスタッフの密かな望みです。
posted by 涼風荘 at 14:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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